DOWNLOAD FESTIVAL JAPAN 2022
2022/8/14sun MAKUHARI MESSE 1-3 HALL
Line Up:DREAM THEATER・BULLET FOR MY VALENTINE・MASTODON・STEEL PANTHER・SOULFLY・AT THE GATES・CODE ORANGE・THE HALO EFFECT・BAND-MAID(Opening Act)
UK発のDOWNLOAD FESTIVAL。2019年以来、二度目の日本開催。
こちらでは出演アーティストのライブの模様・感想をお届け。
↓会場の様子編
↓VLOG
今回は1ステージ制、全員TEARS STAGE出演。
アーティストのライブ写真は公式サイトで
BAND-MAID
Opening Act。とにかく出番が早すぎ短すぎ。物販行くかBAND-MAID観るか辛い選択を強いられた。
いくらDOWNLOAD JAPANが少数精鋭なラインナップが特色とはいえ随分と知名度を上げてきたこのバンドをOAにするとは・・・まあしょうがない。次回からは間違いなくちゃんと本編にいるべきですな。
短いながらも重厚な音楽と印象深い個性で良いものを観ることが出来た。
~SETLIST~
?????
Sence
Choose me
After Life
DICE
Different
DOMINATION
THE HALO EFFECT
物販並んでてロクに観れてねえ!!一応物販の位置からでも音は聞こえてモニターが見えはしたけど
周知の通り、IN FLAMESの歴代メンバーによるバンド。Jesperは事前のアナウンス通りお留守番。
あまりよく見えなかったけど、とりあえずずっと緑色のライト照らされてたことはわかった。
~SETLIST~
Days of the Lost
The Needless End
A Truth Worth Lying For
Conditional
Gateways
Feel What I Believe
In Broken Trust
Last of Our Kind
The Most Alone
Shadowminds
CODE ORANGE
若さを感じられるバンド。Max Portnoy(Mike Portnoyの息子)がドラムやってることでも話題に。
ステージのモニターにしっかり演出映像流してます。最高にアグレッシブで客も大盛り上がり。これから先の活躍ぶりに期待がかかる、そんな感想。
あとベースの姉ちゃんかわいい。
~SETLIST~
Out for Blood
Forever
In Fear
Cold.Metal.Place
Who I Am
Spy
Bleeding in the Blur
Underneath
My World
Swallowing the Rabbit Whole
AT THE GATES
ATGがライブやる時間帯に屋台で買った焼きそば落っことすアクシデントがあったためあんまりちゃんと観れず・・・そのアクシデントのせいで機嫌も悪かった。気を取り直してATGのライブを観ようと思ったけどそれでもモヤモヤ感が止まらず。あ~あ。
そんなATGのライブ、予告通り名盤「Slaughter of the Soul」を全曲演奏。これをじっくり気兼ねなく観たかったもんだ。
~SETLIST~
Blinded by Fear
Slaughter of the Soul
Cold
Under a Serpent Sun
Into the Dead Sky
Suicide Nation
World of Lies
Unto Others
Nausea
Need
The Flames of the End
The Night Eternal
SOULFLY
このバンドを日本で観られるのはとてもレアです。BEAST FEAST 2002以来20年ぶりの来日公演。
今年12thアルバム「Totem」を発売。なので背景もそのジャケット。
そのBEAST FEASTでヘッドライナーをやってただけに貫禄も凄い。久々の来日公演に客もより一層喜んでるのか盛り上がりも凄い。
FEAR FACTORYのギターDino Cazaresが帯同してるということでFEAR FACTORYのReplicaも演奏。FEAR FACTORYもまた日本で中々観られないのでこれもレアです。圧巻のライブだし、貴重さを極めてるし、やっぱ来て良かった。
~SETLIST~
Superstition
Prophecy
No Hope = No Fear
Downstroy
Bleed
Tribe
Back to the Primitive
Filth Upon Filth
Replica
Eye for an Eye
Jumpdafuckup
STEEL PANTHER
8年ぶりの来日、気が付けばベーシストが交代しているSTEEL PANTHER。
背景は映画「THE MATRIX」をパロってます。そして数字は6と9のみ(ロックだからか)。
エンターテインメント性の高さなら間違いなく今回の出演者でナンバー1。
「オッパイミセテー」とか卑猥なトークは相変わらず。Asian Hookerからセクシーなダンサー姉ちゃんが登場。このお姉さん方、ライブ後は入場口付近で写真撮影サービスも実施。
ステパンのライブ、ファン以外も幅広く取り込めそうな要素満載。
一番凄いと思ったのはMICHAEL STARRによるOZZY OSBOURNEのモノマネ。かの有名なCrazy Train演奏時、オジーの動きの完コピぶりに盛大に笑った。
~SETLIST~
Goin' in the Backdoor
Tomorrow Night
Asian Hooker
All I Wanna Do Is Fuck (Myself Tonight)
Crazy Train
Weenie Ride
17 Girls in a Row
Community Property
Death to All but Metal
Gloryhole
MASTODON
STEEL PANTHERとは真逆に硬派な感じになる。
昨年、「Hushed and Grim」を発売。そこからの曲中心のセットリスト。
圧巻のパフォーマンスでした。いや、全出演者が圧巻なんですけど、その中でも更に上をゆく凄さだった。
しかしそれにしてもどうしてThe MotherloadとShow Yourselfやらないんですかね・・・?人気高い曲なのに(Spotifyでの再生数ランキング2位と5位です)。
~SETLIST~
Pain With an Anchor
Crystal Skull
Megalodon
The Crux
Teardrinker
Bladecatcher
Black Tongue
Pushing the Tides
More Than I Could Chew
Mother Puncher
Blood and Thunder
BULLET FOR MY VALENTINE
MASTODONと同じくSUMMER SONIC 2018以来の来日。またしても幕張メッセにステージに帰ってきた。
ライブ開始前にAC/DCのFor Those About to Rock (We Salute You)を流す。それにしてもライブ前にAC/DCの曲流したがるアーティスト本当多いな。
昨年、セルフタイトルアルバムを発売。新譜の曲が3つと、前作「Gravity」から2曲と、気が付けば10年以上前と古くなってる初期ナンバーでセットリストを構成。BFMVももうすっかりキャリア長いから初期曲に威厳が増したように感じた。
今回の出演者で最もキャッチーと言って良いぐらいの存在なのでやはり大きく盛り上がる。
Waking the Demonで毎回ピットを煽るとこを控えていたのは流石(この部分どうするんだろうと凄く気になってた)。それでも一般エリアの前らへんでピット発生してしまってたけど。
~SETLIST~
Your Betrayal
Waking the Demon
Piece of Me
Knives
The Last Fight
Rainbow Veins
4 Words (To Choke Upon)
Over It
Shatter
Tears Don't Fall
Scream Aim Fire
DREAM THEATER
ヘッドライナー。プログレ界のスターということで貫禄もある。ライブ開始前からモニターにジャケットの画を映し出してて神秘的。
昨年発売した15thアルバム「A View from the Top of the World」のツアーですが、事前に他国のツアーのセットリスト見て思った。
「なんてセットリストが玄人向けなんだ」と。
このDOWNLOAD JAPANのライブでも同じ内容だったらちょっと不満を持つことになりそうだ。しかし、DREAM THEATERは過去に日本だけ違うセットリストでライブをやったことがある(SUMMER SONIC 2010がそうでした)ので、もしかするとここでも色々と変更を加えるかもしれないと思った。
だけどもいざ演奏を始めたらそれまで通りのセットリストだった。それで一旦このライブに意外性を期待するのを諦めた。
しかししかし、A View From the Top of the Worldを演奏した辺りから私は薄々気付き始めた。
「これ、持ち時間10分ほど余るんじゃない?」と。
そして他のライブでは締めとなっているThe Count of Tuscanyが始まった。20分の大曲だが、これをやり始めた時点で時刻は21:20。終演予定時刻は21:50。この曲で終わりではないはずだ。
そしてThe Count of Tuscany演奏終了。これで終わりだと思って帰り出す客多数。しかし、自分と同じく「これはまだ続きがあるんじゃ?」と思って居残る客も結構いる。
そしたら案の定、人気曲、Pull Me Underの演奏が始まって歓喜する。なんか怪しいと思ったんだよ!!このまま終わる気がしなかったんだよ!!
こんなサプライズがあるのはこのDOWNLOAD JAPANだけ。明らかに日本だけ特別扱いしてるライブに良い気分になるのであった。来て良かった。最後まで見届けて良かった。
~SETLIST~
The Alien
6:00
Awaken the Master
Endless Sacrifice
Bridges in the Sky
Invisible Monster
A View From the Top of the World
The Count of Tuscany
Pull Me Under(JAPAN ONLY!!)
とても厳しい状況下でありながら無事に開催できた復活DOWNLOAD JAPAN。でもまだまだこんなもんじゃないだろう。2023年春に開催予定のDOWNLOAD JAPANは2ステージ制で10組出演して2万人動員と、以前と同じぐらいに戻ることを願っています。
2023年もわたくし行く気満々です。皆勤賞目指しますよ。